北海道科学大学 研究者紹介・教員紹介
English
TOPページ
>
検索結果一覧
> 千葉 隆弘
(最終更新日 : 2023-06-05 09:22:55)
チバ タカヒロ
Takahiro Chiba
千葉 隆弘
所属
北海道科学大学 工学部 建築学科
職種
教授
基本情報
研究テーマ
エピソード
学歴・学位
学術・研究活動
研究分野
著書・論文歴
学会発表
研究テーマ
【積雪地域の建築物に対する様々な雪対策に関する研究】
平成23年12月から平成24年2月にかけて、北海道岩見沢市では豪雪となり、年最大積雪深は過去最深を記録しました。それに伴い、多くの建築物が倒壊したことに加えて、除雪中の事故も多発しました。平成18年に豪雪を体験したにも関わらず被害が減少していないことをみると、豪雪に対する「備え」が不足している状況が伺えます。当研究室では、北海道の雪氷被害を緩和するための技術的知見を蓄積し、冬期においても安心して生活できる地域の構築を目指しています。具体的には、積雪期の地震に対する木造住宅の耐震性、木造住宅の耐雪性能、雪荷重の評価、建築部材を対象とした着雪のメカニズム、雪害の要因分析、吹雪風洞実験による地上および屋根の吹きだまり推定などを対象に研究を行っています。
エピソード
東日本大震災以来、災害に対する「備え」に興味が注がれておりますが。豪雪に対しても「備え」が必要だと強く感じています。平成18年豪雪以降、雪が少なめでしたが、最近の豪雪によって除雪中の事故が多発している状況をみると、油断していたということになるでしょう。
学歴・学位
2009/03
(学位取得)
博士 (工学)
2000/03
(学位取得)
修士 (工学)
研究分野
建築構造 キーワード(雪荷重,地震応答,雪害,被害関数,木造住宅,着雪,雪庇)
著書・論文歴
著書
南岸低気圧による大雪Ⅲ:雪氷災害と予測可能性,7.2降雨を伴う大雪による建築物の被害(ISBN978-4-904129-24-1) 気象ノート (共著) 2019/12
著書
「翻訳」
AIJ Recommendations for Roads on Buildings (2015 Edition) (共著) 2019/03
著書
建築物荷重指針を活かす設計資料1 (共著) 2016/02
著書
建築物荷重指針・同解説(2015) (共著) 2015/02
著書
「翻訳」
構造物の設計の基本-屋根雪荷重の定め方 (共著) 2014/10
全件表示(112件)
学会発表
2022/11
陸屋根建築物における屋根形状係数に基づく雪庇推定手法の検討 (第38回寒地技術シンポジウム)
2022/10
2021-22冬期の札幌都市圏における屋根雪事故の状況と住宅の屋根観測調査 (雪氷研究大会(2022・札幌))
2022/10
緩勾配二重膜屋根における換気排熱による屋根雪処理に関する研究-屋外曝露実験による融雪量の測定結果と推定結果との比較- (雪氷研究大会(2022・札幌))
2022/10
北海道における雪下ろし事故と積雪深の関係について-雪下ろしの必要性に関する観点から- (雪氷研究大会(2022・札幌))
2022/09
2021-22冬期の札幌都市圏における大雪について(その6)-屋根雪事故の状況と住宅の屋根雪観測調査- (2022年度日本雪氷学会北海道支部研究発表会(北海道の雪氷, No.41))
全件表示(327件)