真田　哲也｜保健医療学部診療放射線学科｜教員紹介｜北海道科学大学研究者データベース

（最終更新日 : 2023-11-23 17:53:48）

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サナダ　テツヤ Tetsuya Sanada
真田　哲也

所属北海道科学大学保健医療学部診療放射線学科

職種教授

主な担当授業科目
放射線物理学、放射線物理学演習、放射化学、放射線計測学実験、医用工学実験、卒業研究

研究テーマ
【環境中の放射性物質の分析及び放射線の測定に関する研究】環境中の放射性物質の分析・測定を行い、環境におけるそれらの移行・挙動に関する研究を行っています。特に、ラドン（Rn-222）に代表される天然の放射性物質の放射能濃度の測定を行い、生活環境における線量評価に関する研究に取り組んでいます。また、安定同位体やトリチウム等をトレーサとした地下水（特に、温泉水）の起源や動態に関する地球化学的研究も行っています。

エピソード
診療放射線学科の新設と同時に札幌へ赴任して参りましたが、北海道は私にとって縁もゆかりもないところと思っておりました。しかし、広島村（現在の北広島市）を開拓した和田郁次郎氏は、私が小・中学生時代を過ごした広島市の段原出身だということがわかり、ファンデルワールス力のような「緩く引き寄せる力」を感じています。

学歴・学位
2006/10 (学位取得)	東邦大学大学院理学研究科化学専攻博士（理学） (地球化学)

研究分野
放射線（能）測定, 放射性物質動態評価, 陸水学キーワード(環境放射能分析、ラドン、トロン、温泉水、鉱泉水)

所属学会
	日本温泉科学会
	日本保健物理学会

著書・論文歴
著書	放射線安全管理学 (共著) 2023/11/05
著書	原子放射線の影響に関する国連科学委員会(UNSCEAR)2016 年報告書科学的附属書 C 内部被ばく核種の生物学的影響―トリチウムー (共著) 2022/02/01
著書	新版生活環境放射線（国民線量の算定）, 公益財団法人原子力安全研究協会 (共著) 2011/12
著書	ラドン、その人間への影響まで, 独立行政法人放射線医学総合研究所（ISSN1343-0769） (共著) 2000/11
論文	ISO 20043-2:2023, Measurement of radioactivity in the environment, Guidelines for effective dose assessment using environmental monitoring data, Part 2: Emergency exposure situation International Organization for Standardization (単著) 2023/07
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学会発表
2023/11/09	パッシブ型ラドン・トロン子孫核種モニタの校正 (日本保健物理学会第56回研究発表会)
2023/11/09	走行サーベイによる北海道寿都町の環境放射線レベルの調査 (日本保健物理学会第56回研究発表会)
2023/09/19	²²²Rn and ³H concentration in groundwater at Futamata spa in Hokkaido, Japan (International Symposium on Natural and Artificial Radiation Exposures and Radiological Protection Studies (NARE2023))
2023/09/19	Inhalation dose assessment for thoron progeny and relationship between thoron exhalation rate from walls and indoor equilibrium thoron concentration (International Symposium on Natural and Artificial Radiation Exposures and Radiological Protection Studies (NARE2023))
2023/09/19	Nationwide map of ²²⁶Ra concentration in soil in Japan based on gamma-ray dose rate (International Symposium on Natural and Artificial Radiation Exposures and Radiological Protection Studies (NARE2023))
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