北海道科学大学 研究者紹介・教員紹介
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> 三富 菜々
(最終更新日 : 2025-06-04 15:41:16)
ミトミ ナナ
Nana Mitomi
三富 菜々
所属
北海道科学大学 保健医療学部 義肢装具学科
職種
助教
基本情報
研究テーマ
エピソード
学歴・学位
職歴
資格・免許
メールアドレス
学術・研究活動
研究分野
著書・論文歴
学会発表
研究課題・受託研究・科研費
研究テーマ
【側弯症に関する研究】
側弯症は、特に思春期前後の女性に多く見られる疾患で、成長期に背骨がねじれながら側方に弯曲していくのが特徴です。治療には装具療法が有効とされていますが、装具の装着時期はちょうど第二次性徴の時期とも重なるため、身体的な問題にとどまらず、心理的・社会的にも非常にデリケートな対応が求められます。
「装具をつければいい」「身体がまっすぐになればいい」だけではない現実がそこにはあり、本人の気持ちや生活、家族との関係性も含めて、丁寧に寄り添う姿勢が不可欠です。私はこれまで臨床で年間約100名の側弯症患者の装具製作・調整に携わってきましたが、単なる“治療”ではなく、本人が納得して日常を過ごしていける支援のあり方を模索してきました。
研究を通して、装具療法が持つ身体的効果だけでなく、装具に向き合う本人や家族の声にも注目しながら、よりよい支援の形を探っていきたいと考えています。
エピソード
親知らずを入れて歯を8本抜いています。20歳なら5分で抜ける歯も30歳を超えると30分かかるそうです。
学歴・学位
2017/04~2020/03
東京福祉大学大学院 社会福祉学研究科 福祉学専攻 博士前期課程 修了 修士 (社会福祉学)
2007/04~2011/03
北海道工業大学 工学部 医療福祉工学科義肢装具学専攻 卒業
職歴
2011/04 ~ 2020/03
有限会社長野製作所 義肢装具士
資格・免許
2024/08
日本人間工学会認定人間工学準専門家
メールアドレス
研究分野
補装具の製作・適合に関する実務, 側彎症, 地域医療, 社会福祉 キーワード(側彎症、補装具、地域医療、社会福祉)
著書・論文歴
論文
装具サービスニーズ評価尺度の有用性 ―質的データによる検討― POアカデミージャーナル 32 (4),239-248頁 (共著) 2025/03/01
論文
脳卒中片麻痺による下肢装具使用者を対象とした装具および装具提供サービスに関するニーズ評価項目の検討 リハビリテーション・エンジニアリング 40 (1),47-56頁 (共著) 2025/02/01
論文
義肢・装具ユーザ満足度評価尺度「OPUS-CSD-J」の作成および信頼性と妥当性の検討 理学療法科学 37 (6),585-592頁 (共著) 2022/12/15
論文
義肢装具領域におけるSystem Usability Scale(SUS)の信頼性の検討 POアカデミージャーナル 30 (1),32-37頁 (共著) 2022/06/01
論文
生活期の短下肢装具ユーザーに関する装具フォローアップの実態調査 ~訪問・通所リハビリテーションサービスの非利用者に関する意識調査を含めて~ 1 (1),46-54頁 (共著) 2022/03/31
全件表示(8件)
学会発表
2024/06/22
車椅子ユーザを対象とした車椅子に対するニーズ調査 ~SCATを用いた検討~
2023/11/26
北海道科学大学における多職種連携教育が学生に及ぼす教育効果 (第16回 日本保健医療福祉連携教育学会 学術集会)
2021/10/16
義肢・装具ユーザー満足度評価尺度「OPUS-CSD-J」の作成及び信頼性・妥当性の検討 (第37回 日本義肢装具学会学術大会)
2021/07/09
2020年度本学における学内臨床実習の取り組み (第27回日本義肢装具士協会学術大会)
2021/07/01
テキストマイニングを用いた義肢装具士国家試験問題の分析 (第27回日本義肢装具士協会学術大会)
全件表示(13件)
研究課題・受託研究・科研費
2020/04 ~ 2022/03
運動力学シミュレーション解析に基づくジュエット型装具の生体力学効果の検討 研究活動スタート支援