横山　貴志｜未来デザイン学部人間社会学科｜教員紹介｜北海道科学大学研究者データベース

（最終更新日 : 2025-06-12 19:09:43）

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ヨコヤマ　タカシ Takashi Yokoyama
横山　貴志

所属北海道科学大学未来デザイン学部人間社会学科

職種助教

主な担当授業科目
観光と地域振興、地域社会論、社会政策論、フィールドワーク、卒業研究、人間社会課題研究Ⅰ、人間社会課題研究Ⅱ、人間社会基礎研究、人間社会応用研究、課題発見解決法Ⅱ

研究テーマ
【地方の未来をどうデザインしていくか、事業構想（プロジェクトデザイン）の視点から考える】 ★【事業構想（プロジェクトデザイン）】【地域資源の保存と活用】【地域協働デザイン/地域に還元するCBL実践】【高校魅力化】【鉄道資源利活用】　北海道で一番小さな村「音威子府村」での政策推進、住民有志活動によるまちづくり活動試行等の公私での地域活動の実践から、特に地方で活躍する人材、取り組みを展開していく上で全体像を描いていく思考の重要性を感じています。　・これまでの「過去」の歩みを振り返り・「いま」自分たちは何ができるか・「未来」に繋いでいきたいことはなにかを考え、試行実践していくことが重要であると考えます。　　有形無形の地域資源、地域に携わる人々の存在価値、地域にある資源や人材を活かしていくためのプロジェクトデザインの思考への試みを、さまざまな地域をフィールドに取り組みを重ねています。特に意識し続けている点は、「互いに助け合い、学びあいながら、前へと進む小さなアクション」です。 2015年頃から取り組みを重ねてきた住民有志活動や地域でのプロジェクトは、近年特に注目されているCBL（コミュニティ・ベースド・ラーニング:Community Based Learning）の地域実践そのものです。音威子府村では、地域の若者たちや北海道おといねっぷ美術工芸高校生、プロジェクトで関わりが始まった東京大学などの地域外の学生を巻き込みながら、〔学生側からの一方的な課題解決提案〕から【住民とともに協働し解決に向けた小さなアクション】を繰り返しています。地域住民としてのCBL実践、大学教員としてのCBL実践、両方の立場と実践実務経験を持ち得ていることを強みととらえ、研究と実践を継続しています。【社会貢献等・公嘱】・内閣府「企業等による地方創生SDGs調査・研究会」委員（2025年～）・北海道音威子府村「地域協働アドバイザー」（2024年～）

エピソード
北海道で一番小さな村、音威子府（おといねっぷ）村出身です。　　『過疎最先端地域』の音威子府村で育ち、行政職員として14年間「まちづくり」と向き合い、公私でさまざまなチャレンジを重ねてきました。　音威子府村は「小さな村」「人口の少ない村」ですが、決して“何も無い”わけではありません。　これからの将来、どの地域においても『減る』ことが見えている中で、人口が減って担い手も少ない、お金もたくさんあるわけでもなく…という現実に挑み続けている音威子府村での実践研究は、5年後10年後の地域で必ず直面しうることばかりだと感じています。　　多くの人々の『田舎は何も無い』の先入観を取り除き、『田舎にこそ未来のヒントがある・可能性しかない』とポジティブな変換が少しでも増えるように、現在も地域実践と研究を重ねています。　　事業構想学（プロジェクトデザイン）の視点から、住民ひとり一人の存在と向き合い、みんなで協働することから、学生と住民とが互いにステップアップできることを目指します。　身近な地域資源（人）にも魅力や面白さを見いだし、未来へと継承するためにどう【保存】し残し、いかに【利活用】していくかが、研究テーマであり、ライフワークです。

学歴・学位
2025/04～	宮城大学（MYU) 事業構想学博士後期課程
2008/04/01～2010/03/31	宮城大学（MYU) 事業構想学研究科地域プラン分野修士修了修士（事業構想学） (事業構想学)
2004/04/01～2008/03/31	札幌国際大学観光学部観光学科観光地計画分野卒業学士（観光学） (観光学)

職歴
2010/04/01 ～ 2013/03/31	北海道音威子府村役場経済課産業振興室
2013/04/01 ～ 2018/03/31	北海道音威子府村役場総務課地域振興室
2018/04/01 ～ 2020/03/31	北海道音威子府村役場住民課住民生活室主任
2020/04/01 ～ 2024/03/31	北海道音威子府村役場総務課地域振興室係長

資格・免許
2008/03/15	高等学校教諭一種（公民）
2008/03/15	高等学校教諭一種（地理歴史）
2008/03/15	中学校教諭一種（社会科）
2008/03	社会教育主事養成課程修了
2005/11/01	国内旅行業務取扱主任者
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関連リンク
研究室紹介

研究分野
観光, 地域研究, 産業考古学キーワード(事業構想（プロジェクトデザイン）　地域資源の保存と活用地域協働デザイン・CBL実践観光まちづくり高校魅力化産業考古学都市農村交流鉄道資源利活用)

所属学会
	地域活性学会
～	産業遺産学会
～	土木学会
～	東北地理学会
～	北海道産業考古学会

著書・論文歴
論文	地域おこし協力隊インターンシップを活用した大学生と行政職員の協働実践に関する研究－北海道音威子府村での実証を通じて－地域活性研究 (22),257-265頁 (単著) 2025/03/31
論文	旧深名線沼牛駅舎保存活動継承マネジメントに関する研究―小規模自治体における担い手づくりの視点から― 産業遺産学会2024年度全国大会研究発表要旨集 (単著) 2024/11/16
論文	地域文化を活かした観光振興に関する研究 : 砂澤ビッキが残した音威子府村の地域文化を事例として都市学研究 : 北海道都市地域学会研究論文集 (共著) 2013
論文	地域資源としての鉄道遺産の保存と活用に関する研究－宮城県くりはら田園鉄道での住民有志活動を通じてー (単著) 2010/03
論文	北海道旧美幸線の鉄道保存経緯と活用に関する研究 (単著) 2009/11/07
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学会発表
2024/11/16	旧深名線沼牛駅舎保存活動継承マネジメントに関する研究 ―小規模自治体における担い手づくりの視点から― (産業遺産学会2024年度全国大会研究発表)
2012	地域文化を活かした観光振興に関する研究　砂澤ビッキが残した音威子府村の地域文化を事例として (北海道都市地域学会研究発表会)
2009/11	北海道旧美幸線の鉄道保存経緯と活用に関する研究 (産業考古学会2009年度全国大会一般講演論文)
2009/08/20	音威子府村における地域資源の持つ可能性に関する研究 ――地域史からみる地域資源の活用―― (北海道都市地域学会研究発表会)

講師・講演
2024/06/28	地域の社会教育・公民館の在り方 (札幌市)
2020/01/26	流域連携による地域活性化について
2017/11/16	第 2 回「北海道遺産へ挑戦状！自分の見つけた北海道の宝物自慢。宝物の発見のきっかけと活動を楽しむ仲間づくりのコツを聞いてみよう！」 (北海道大学総合博物館)
2011/09/30	地域資源の保存と活用について～音威子府村の歴史的資源の視点から～
2009	くりはら田園鉄道に関する研究発表

受賞学術賞
2021	株式会社トラストバンクふるさとチョイスAWARD2021ノミネートチョイス自治体職員部門
2021	一般社団法人ソトノバソトノバ・アワード2021 プロジェクトデザイン部門賞（優秀賞） (音威子府村都市圏学生交流推進事業)
2020/07	北海道北海道公共交通利用促進運動に係る表彰
2018/02	北海道第64回北海道広報コンクール町村の部入選 (第64回北海道広報コンクール)
2017/03	北空知信用金庫きたしん「ふるさと文化大賞」

研究課題・受託研究・科研費
2025/05 ～ 2025/06	クラウドファンディング「キマロキの記憶を繋ぎたい！～パンフレットリニューアルから未来へ～」クラウドファンディングキーワード(歴史文化遺産継承、オーラルヒストリー記録、事業構想学)
2024/07 ～ 2025/03	武四郎ゆかりの地を結ぶ天塩川流域連携促進プロジェクトその他の補助金・助成金「ほっかいどう遺産WAON」北海道遺産保全・活用助成
2023/07 ～ 2024/03	天塩川流域資源連携魅力化プロジェクトその他の補助金・助成金「ほっかいどう遺産WAON」北海道遺産保全・活用助成キーワード(北海道遺産)
2022/07 ～ 2023/03	天塩川流域移動史探訪事業その他の補助金・助成金「ほっかいどう遺産WAON」北海道遺産保全・活用助成キーワード(北海道遺産)
2021/04 ～ 2022/03	北海道で一番小さな村と都市圏学生とを結ぶ交流推進事業その他の補助金・助成金移住・定住・交流推進支援事業
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